認知症を早期に見つけ対応することで、ある程度進行を抑制できます。初期には症状が時々見られる程度ですが、次第に目立つようになってきます。多くは記憶力の低下による症状ですが、初期から感情障害が目立つ場合もあります。

認知症の早期に見られる症状として次のようなものがあるので、これまでと人が変わったなと感じたら注意が必要です。

  • 同じ事を何回も言ったり、質問したりする。
  • しまい忘れや置き忘れが多く、捜し物をすることが増える。
  • 買い物へは行けるが、昨日買ったものをまた買ってくる。
  • スーパーなどで車をどこに駐車した忘れ、探し回る。
  • 留守番をしていて伝言を忘れてしまう。
  • 今切ったばかりの電話の相手や内容を忘れてしまう。
  • テレビや新聞の内容が理解できなくなる。
  • 考え込まないと日付がわからない。
  • 約束した日付や場所を間違えるようになる。
  • 慣れた道で迷子になることがある。
  • 外出した際に目的地がわからなくなる。
  • 食事は作れるが、味付けが変わったり、メニューが単調になる。
  • 掃除を几帳面にしていた人が、散らかしっぱなしのままのことが多くなる。
  • 服装や化粧にあまり気を使わなくなり、おしゃれをしなくなった。
  • 新しい事柄に取り組むことをしなくなる。
  • これまで楽しかった趣味などに興味をもたなくなる。
  • 何をするにもおっくうがり、自分から行動しなくなる。
  • 些細なことで怒りっぽくなる。
  • まわりへの気遣いが無くなり、頑固になる。

認知症に早く気づくには?