脳の老化のスピードには個人差があります。これは、その人の生活習慣と老化が密接にかかわっているからです。

最近の研究では、脳血管性認知症だけでなく、アルツハイマー型認知症の場合も、生活習慣を改善することで発症を遅らせることができるとわかってきました。

脳を活発に動かしましょう

脳を活発に動かしましょう

  • 積極的に脳に刺激を与え、前向きに生きることは認知症を予防し、人生を彩り豊かにします。
  • 新聞や読書、テレビやラジオなどから、ひろく情報を得るようにしましょう。
  • 日記など文章を書いてみましょう。
  • 子や孫のために自分史をまとめてみましょう。
  • いろいろな会合に出てみましょう。
  • 異性とも意識して話してみましょう。
  • おしゃれに気を使ってみましょう。
  • たまには思いきった色の服を着てみましょう。

生活習慣を見直しましょう

生活習慣を見直しましょう

  • 定期健診を受け、血圧や血糖値に注意を払い、異常があったら早めに治療しましょう。
  • 良質のタンパク質や野菜、豆類、海藻類などを十分にとり、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
  • 動物性脂肪や食塩をとりすぎると、高血圧や動脈硬化などの原因になり、脳血管性認知症の引き金になります。
  • 禁煙を実行し、お酒の飲みすぎに注意しましょう。
  • 適度な運動をしましょう。
  • ストレスの解消に努めましょう。
  • 生活のリズムを整えましょう。

自分の生きがいや楽しみな活動を実践しましょう

自分の好きなことを好きなようにすることが最高の老化予防であるという研究者もいます。
気持を前向きに、積極的に楽しいことを見つけて実践していきましょう。

自分の生きがいや楽しみな活動を実践しましょう

  • 心から楽しめることを実践しましょう。
  • 若い頃、やりたいと思っていて出来なかった習い事など、今からでもやってみましょう。
  • 人に喜ばれることをしてみましょう。
  • 始めるのに遅すぎるということはありません。
  • 新たなことにチャレンジしてみましょう。
  • 料理なども工夫してつくってみたり、みんなで食べるなど、楽しみの機会を作りましょう。
  • 自分の生きがいや楽しみな活動を実践しましょう
  • 散歩に出たり、近所の人や友人と会ったりすると、気分がリフレッシュし生活にもはりが生まれます。